【5月5日 AFP】米南部テキサス州にある宇宙企業スペースXの施設「スターベース」が自治体に「昇格」するという、実業家イーロン・マスク氏の夢が3日、現実のものとなった。

同州キャメロン郡で住民投票が実施され、非公式の開票結果によると、97.7%がスターベースに自治体資格を付与することを支持した。市長には、スペースXの幹部が選出された。

有権者283人のほとんどは、スターベースで働くスペースXの従業員か、同社関係者だった。

マスク氏はXに「テキサス州スターベース」「今や本物の都市だ!」と書き込んだ。

公式文書によると、スターベース周辺には約500人が住んでおり、土地のほとんどはスペースXかその従業員が所有している。

自治体資格の獲得により、スターベースは建物の建設や許認可を管轄するほか、税金の徴収や法規制の制定ができるようになる。

ただ、すべての人が自治体化構想を支持していたわけではなく、たとえば「南テキサス環境正義ネットワーク」の共同創設者ベカ・ヒノホサ氏は、環境への影響について懸念を表明し、さらなる「破壊」を警告していた。

ヒノホサ氏は投票日前日にAFPに「彼らは今後も不法投棄を試み、危険なロケット運用を拡大し、地震活動をこれからも引き起こして私たちの家を揺らし、この地域の野生生物の生息地をさらに破壊するだろう」と語った。(c)AFP