【5月5日 AFP】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は4日、第32節の試合が行われ、バイヤー・レバークーゼンがSCフライブルクと2-2の引き分けに終わったため、バイエルン・ミュンヘンの34回目の優勝が決まった。

バイエルンが前日に引き分けていた中、昨季王者レバークーゼンがバイエルンの優勝を遅らせるには敵地で勝利する必要があった。しかし2点を先行されながら残り10分で追いついたものの、逆転には至らず、残り2試合で勝ち点差8を覆せない状況となったため、バイエルンの優勝が確定した。

バイエルンのハリー・ケインにとっては初のタイトル獲得。今節は出場停止だったが、次節ボルシア・メンヘングラッドバッハ戦では復帰可能で、チームはその試合後に優勝トロフィーを授与される。

タイトル獲得の望みが消えた今、レバークーゼンはシャビ・アロンソ監督とフロリアン・ビルツの残留に全力を注がなければならない。両者とも夏に退団する可能性があり、指揮官は選手として5シーズンを過ごしたレアル・マドリード復帰、ビルツはバイエルンへの大型移籍を検討していると報じられている。

フランクフルトはマインツ05と1-1の引き分けに終わり、欧州チャンピオンズリーグ出場を確定させるチャンスを逃した。3位を維持しているが、残り2試合で5位ボルシア・ドルトムントとは勝ち点5差となっている。

17位ホルシュタイン・キールは町野修斗のPKなどでアウクスブルクに3-1の勝利を収め、降格回避の希望をつないだ。これで入れ替え戦に臨む16位ハイデンハイムに勝ち点1差に迫っている。(c)AFP/Daniel WIGHTON