バイエルンの優勝お預け 終了間際失点でライプツィヒとドロー
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【5月4日 AFP】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は3日、第32節の試合が行われ、首位バイエルン・ミュンヘンは後半アディショナルタイムに同点ゴールを許してRBライプツィヒと3-3で引き分け、優勝決定は少なくとも翌日まで持ち越されることになった。
出場停止中のハリー・ケインがスタンドから見守る中、バイエルンは前半にベンヤミン・シェシュコとルーカス・クロスターマンに得点を許し、2点ビハインドで折り返す苦しい展開となった。しかし60分過ぎ、エリック・ダイアーとマイケル・オリーセがわずか46秒の間に連続ゴールを決めて同点に追いついた。
さらに83分には、リロイ・ザネが右サイドから強烈なシュートを突き刺し、逆転に成功。一時はそのまま優勝を決めたかに見えたが、ライプツィヒは後半アディショナルタイム5分、途中出場のユスフ・ポウルセンがGKヨナス・ウルビッヒの頭上を抜くループシュートを決め、劇的なドローに持ち込んだ。
それでも、バイエルンは昨季王者の2位レバークーゼンに勝ち点9差をつけており、得失点差でも大きく上回っているため、逆転される可能性はほとんどない。レバークーゼンは3日にSCフライブルクと対戦する。
ボルシア・ドルトムントはVfLボルフスブルクを4-0で下し、シーズン終盤にトップ4入りへ向けた猛チャージを続けている。
セール・ギラシとカリム・アデイェミがそれぞれ2ゴールを決め、チームはリーグ戦ここ6試合で5勝目を記録。一時は11位に沈んでいたが、暫定4位に浮上した。レバークーゼンがフライブルクを破ればそのままの順位にとどまる。
他会場では、ウニオン・ベルリンとヴェルダー・ブレーメンが2-2で引き分け。ブレーメンにとっては、15年ぶりの欧州カップ戦出場に向けて痛いドローとなった。ボルシア・メンヘングラッドバッハもホッフェンハイムと4-4で引き分け、欧州カップ戦出場が厳しくなった。(c)AFP/Daniel WIGHTON