【5月3日 AFP】サッカーチリ代表のスター選手、アルトゥーロ・ビダル(37)の性的暴行の疑いが晴れたと、2日に同国検察が発表した。被害を申し出た女性の訴えが棄却されたという。

女性は昨年11月4日、ビダルを含む同国1部リーグのコロコロ選手たちがチリ・サンティアゴのナイトクラブで誕生日を祝っていた際に、性的暴行を行ったと訴えていた。

検察官は「当日の出来事を再構成することができたが、最終的に告発を裏付ける証拠はない」と述べた。しかしながら、ビダル以外の名前が明らかになっていないチームメンバーについては、引き続き捜査対象のままとなっている。

FCバルセロナやバイエルン・ミュンヘン、インテル、ユベントスでプレーしたビダルは、昨年キャリアをスタートさせたコロコロに復帰していた。(c)AFP