【5月3日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は2日、ローマ・カトリック教会の次期教皇になりたいと冗談を言った後、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に教皇に扮(ふん)した自身の画像を投稿した。

AI(人工知能)で生成されたとみられるカラ―画像で、トランプ氏は右手の人差し指を上に向けたポーズで、ローブを含む白い教皇服や、金の十字架のペンダント、ミトラ(司教冠)を身に着けている。

4月21日に死去したフランシスコ教皇の後継者を選ぶ教皇選挙(コンクラーベ)の開始を数日後に控えた今週、トランプ氏は記者団に対して、自分が次期教皇になりたいと冗談を飛ばしていた。

次期教皇は誰がいいかと問われると、トランプ氏は「私が教皇になりたい。それが第1希望だ」と答えた。

さらに、特に希望はないが、ニューヨークに「とても優秀な」枢機卿がいると述べた。

ニューヨーク大司教のティモシー・ドラン枢機卿を指したものとみられる。ドラン枢機卿は神学的に保守派で、人工妊娠中絶に強く反対している。

米国人の約20%はカトリック教徒を自認しており、昨年11月の大統領選の出口調査によれば、その約60%がトランプ氏に投票した。(c)AFP