マンUとトッテナムが先勝 EL準決勝第1戦
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【5月2日 AFP】サッカーヨーロッパリーグは1日、準決勝第1戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はブルーノ・ミゲル・フェルナンデスが2得点を挙げるなどし、敵地でアスレティック・ビルバオ(スペイン)から3-0の快勝を収めた。
試合の流れに反して30分にカゼミーロのゴールで先制したユナイテッドは、ビルバオのダニエル・ビビアンがラスムス・ホイルンドへのファールで退場となる中、これで得たPKを37分にフェルナンデスが蹴り込んで追加点を奪った。さらに、ハーフタイム直前にはフェルナンデスが再び得点を挙げた。
ルベン・アモリム監督率いるユナイテッドは手際よく勝利を収め、ビルバオの本拠地サン・マメスで行われる決勝に一歩近づいた。
一方、地元で初の欧州タイトルを獲得する夢を抱いていたビルバオだったが、ユナイテッドの熟練のプレーの前に希望を打ち砕かれた。
準決勝第1戦のもう1試合では、トッテナム・ホットスパー(イングランド)がボードー/グリムト(ノルウェー)に3-1で勝利し、先手を取った。
トッテナムは開始38秒でブレナン・ジョンソンが先制点を決めると、前半のうちにジェームズ・マディソン、ハーフタイム明けにドミニク・ソランケのPKで追加点を手にした。これで試合は決着を見るかに思われたが、ボードー/グリムトが終盤に1点を返したことで、8日に行われる第2戦はトッテナムにとって緊張感の伴う戦いになることが確実となった。
またトッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、負傷して途中交代したソランケとマディソンの状態にも気を配らなければならない。(c)AFP