「トランプ、光の名の下に闘う時だ」 首席ラビ、歌でウクライナ支持を訴え
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■「目を覚ませ」
トランプ氏は就任以来、ロシアとウラジーミル・プーチン大統領に好意的な発言を繰り返しており、ウクライナ政府は不当な譲歩を強いられるのではないかと懸念している。
だが、トランプ氏はここ数日、プーチン氏への不満も表明し、ウクライナで死傷者を出すような攻撃を「やめる」よう呼び掛けた。
アズマン師はこの機に介入を決断。
動画で「世界があなたを見ている。あなたの一挙手一投足を。善悪の境界をあいまいにしてはいけない」と歌い、「世界で最も権力のある人物」であるトランプ氏に対し、「目を覚まして、ここ(ウクライナ)で起きていること」を直視するよう訴えている。
トランプ氏が動画を見てくれることを期待しているが、同政権からの答えはない。
それでも、アズマン師は希望を失ってはいない。
多くのウクライナ人と同様、アズマン師もロシアによる侵攻で身内を失い、養子の一人が昨年9月、ロシアとの戦闘で命を落とした。
アズマン師は、プーチン氏がウクライナ侵攻の口実の一つとして、ゼレンスキー氏がネオナチを支持していると批判していることについて、動画の中で「彼ら(ロシア)はいつもうそをつく」と歌い、「ツァーリ(ロシア皇帝)の座は恐怖と憎悪の上に築かれた。彼らは平和など望んでいない。ただ血と炎だけを望んでいる」と続けている。
トランプ氏はバチカンでゼレンスキー氏と会談した後、プーチン氏が紛争終結を望んでいるのかを疑問視した。
ロシアのウクライナ侵攻を率直に批判するアズマン師の姿勢は、プーチン氏の熱烈な支持者であるロシアの首席ラビ、ベルル・ラザール師の怒りを買っている。(c)AFP
