【5月1日 AFP】ボクシング、IBF世界ヘビー級王者のダニエル・デュボア(英国)のトレーナーが、7月の統一戦の対戦相手のアルオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)について、「ボクシング界を欺いた」と厳しく非難した。

デュボアとウシクは、2023年8月にも対戦し、デュボアは5回にダウンを奪ったかに見えたが、ローブローと判定され、その後にウシクが9回TKO勝ちを収めた。

これについて、デュボアのトレーナーを務めるドン・チャールズ氏は、正当なボディーブローだったと主張し、デュボアが勝利すべきだったと述べた。

チャールズ氏は「ウシクのあの夜の演技はアカデミー賞ものだった。レフェリーを欺き、われわれを欺き、ボクシング界全体を欺いた」と話し、「敬虔なキリスト教徒らしいが、『嘘をついてはいけない』という教えをどう解釈しているのか。どんな神を信じているのか聞きたいね」と批判した。

これに対して、ウシク陣営は問題のパンチの画像をメディアに示している。本人も「自分はイエスを信じているし、アカデミー賞にふさわしい」と冗談を飛ばし、「あんたは教え子にクリーンな戦い方を教えるべきだ。とはいえ、次も勝つのはこっちだ。右のパンチとジャブだけで十分だ」とコメントした。

一方のデュボアは、2年前のウシク戦は「過去のこと。もう済んだ話だ」とし、「誤りを正し、論争を終わらせるチャンスがある。あいつを眠らせるのが待ちきれない」「燃えているし、うずうずしている。壮絶な試合になるだろうし、これからは自分の時代だということを示したい」と語った。

両者の再戦は4団体統一戦として、7月19日に英ウェンブリー・スタジアムで行われる。(c)AFP