ロシアと北朝鮮間の道路橋着工 「友好関係を象徴」
このニュースをシェア
【5月1日 AFP】ロシアと北朝鮮は4月30日、両国間で初となる道路橋の建設を開始した。両国はこれを同盟強化の象徴だと宣伝している。
北朝鮮はウクライナ侵攻の間にロシアの主要同盟国の一つとして浮上し、今週にはロシアが西部クルスク州からウクライナ軍を撃退するのを支援するため、兵士数千人を派遣したことを認めた。
ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は北朝鮮の朴泰成(パク・テソン)首相とのビデオ会議で、両国国境を流れる豆満川に架かる連絡道路の工事が始まったと発表。2国間関係において「真に画期的な出来事だ」と述べた。
豆満川にはソ連時代に建設されたさびた鉄道橋があるが、ミシュスチン首相は「友好関係強化に向けた共通の努力を象徴する」ために、また、貿易と観光の結びつきを強化するためにも道路橋が必要だと述べた。
パク・テソン首相は「揺るぎない朝鮮とロシアの友好関係を象徴する永遠の歴史的記念建造物となるだろう」と語った。(c)AFP