【4月30日 AFP】24-25NBAは29日、プレーオフのカンファレンス1回戦(7回戦制)が行われ、インディアナ・ペイサーズとボストン・セルティックスがカンファレンス準決勝進出を決めた。

ペイサーズは20点差をひっくり返し、オーバータイムの末にミルウォーキー・バックスに119-118で勝利。シリーズを4勝1敗で制し、第1シードのクリーブランド・キャバリアーズが待つイースタンカンファレンス準決勝に進んだ。

残り40秒で111-118と劣勢だったが、そこから8点を連取。タイリース・ハリバートンが残り1.3秒に決勝のレイアップを沈め、劇的な勝利をもたらした。バックスは終了間際にゲイリー・トレント・ジュニアが簡単なパスを取りこぼす痛恨のミス。それでポゼッションを失い、ハリバートンの決勝点につなげられた。

ペイサーズでは、ハリバートンがチーム最多の26得点、5リバウンド、9アシストを記録。マイルズ・ターナーが21得点、アーロン・ネスミスが19得点、12リバウンドを挙げた。

アキレス腱(けん)を断裂したダミアン・リラードを欠いたバックスは、トレント・ジュニアが33得点、ヤニス・アデトクンボが30得点をマークした。

昨季覇者のボストン・セルティックスは120-89でオーランド・マジックに快勝し、同じく4勝1敗で突破を決めた。

ニューヨーク・ニックスは103-106でデトロイト・ピストンズに敗れ、シリーズ成績が2勝3敗となった。

セルティックスはジェイソン・テイタムが35得点、ジェイレン・ブラウンが23得点でチームをけん引した。前半は精彩を欠き、47-49とリードされて折り返したが、第3クオーターに35-9のランを記録して勝利を決定づけた。

セルティックスはもう一方のイースタンカンファレンス準決勝で、ニックスとピストンズの勝者と対戦する。

デンバー・ナゲッツは131-115でロサンゼルス・クリッパーズを下し、3勝2敗として王手をかけた。(c)AFP