【4月30日 AFP】イスラエルは29日、同国がパレスチナ自治区ガザ地区のパレスチナ人に対して「ジェノサイド(集団殺害)」を行っているとする国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの非難を退け、「根拠のないうそ」だと一蹴した。

イスラエル外務省のオレン・マーモスタイン報道官はAFPに宛てた声明で、「過激な反イスラエル団体アムネスティは、再びイスラエルに対する根拠のないうそを公表することを選んだ」と述べた。

マーモスタイン氏は、イスラエルは「ハマスから自国を守るために戦っている」と述べ、ハマスが「イスラエルに対するジェノサイド」を呼び掛けており、「それを実行するために全力を尽くしている。10月7日の残虐行為がその証拠だ」と付け加えた。

また、「イスラエルはテロリストのみを標的にしており、決して民間人を狙わない。一方、ハマスは意図的にイスラエルの民間人を標的にし、パレスチナの民間人の背後に隠れ、ガザの人々に向けられた人道支援を盗み、パレスチナ人とイスラエル人の両方に苦しみをもたらしている」と述べた。

アムネスティは年次報告書で、イスラエルが「ガザのパレスチナ人を破壊するという特定の意図」を持って行動しており、「ジェノサイドを犯している」と述べた。

同団体はまた、占領されたパレスチナのヨルダン川西岸におけるイスラエルの行動に警鐘を鳴らし、イスラエルが「アパルトヘイト」のシステムを採用しているという非難を繰り返した。

マーモスタイン氏はこの非難を否定し、「アムネスティは完全に根拠のないうそを広めている。ヨルダン川西岸での(イスラエルの)行動はすべて、イスラエルの民間人に対するパレスチナのテロ攻撃を防ぐことを目的としている」と述べた。(c)AFP