【4月29日 AFP】米メディアが28日報じたところによると、ドナルド・トランプ大統領は、関税導入で打撃を受けている自動車メーカーへの影響緩和に努めることに同意した。

匿名の情報筋の話として最初に報じた米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、この緩和措置により、自動車輸入に対して25％の関税を支払う企業は、その他の鉄鋼やアルミニウムなどに課される関税の支払いが免除される。

また、政府は5月3日に発動予定の外国製自動車部品に対する関税についても、一部還付を認める方針だという。

アナリストらは、関税導入により自動車価格が上昇し、国内販売が打撃を受けるほか、雇用が脅かされる恐れがあると警告している。(c)AFP