【4月28日 AFP】ロードレース世界選手権、第5戦スペインGPは27日、MotoGPクラスの決勝が行われ、BK8グレシーニのアレックス・マルケス(スペイン)が同クラス初優勝を果たし、総合順位でもトップに立った。

アレックス・マルケスは、2021年の世界チャンピオンであるモンスターエナジー・ヤマハのファビオ・クアルタラロ(フランス)を抑えて優勝。ドゥカティ・レノボ・チームのフランチェスコ・バニャイア(イタリア)が3位に入った。クアルタラロは1年半ぶりの表彰台だった。

アレックスの兄マルクはレース序盤にスリップしたものの、立て直してポイント圏内でフィニッシュし、アレックスと1ポイント差の総合2位となった。

今回のアレックスの優勝で、二人はMotoGPクラスで優勝した初の兄弟となった。スペイン人ライダーが最高峰クラスで優勝するのは200回目となる。

23日に29歳になったアレックス・マルケスは「ヘレスで勝つことができて、最高の誕生日プレゼントになった。夢のようだ」と喜んだ。(c)AFP