【4月28日 AFP】24-25イタリア・セリエAは27日、第34節の試合が行われ、インテルは0-1でASローマに敗れ、連覇に向けて手痛い黒星を喫した。一方でナポリは2-0でトリノを破り、単独首位に立った。

インテルがローマのマティアス・スーレに前半にゴールを許し、そのまま敗れたのに対して、ナポリはスコット・マクトミネイの2ゴールで勝利を収め、インテルに勝ち点3差をつけた。

インテルのシモーネ・インザーギ監督は、「1週間で3敗は痛いし、こんな連敗には慣れていない」と語り、「非常に重要な試合だったが、冷静さを欠いていた。エネルギーを取り戻す必要があるが、(欧州チャンピオンズリーグの)FCバルセロナ戦は相手をリスペクトしつつも恐れずに行く」と話した。

さらにチームでは、フランス代表ベンジャミン・パヴァールが足首の問題で15分に交代し、バルセロナとのチャンピオンズリーグ準決勝第1戦に出場できない可能性がある。

一方、勝利したローマは勝ち点60の6位に浮上し、チャンピオンズリーグ出場圏内まであと2ポイントに迫っている。

ユベントスはホームで最下位ACモンツァに2-0で勝利し、チャンピオンズリーグ出場権の得られる暫定4位に浮上した。3位アタランタは1-1で残留争い中のレッチェと引き分けた。

フィオレンティーナも下位エンポリを2-1で退け、欧州カップ戦出場の希望をつないだ。ACミランは2-0でベネツィアを下したが、フィオレンティーナと勝ち点5差の9位にとどまっている。(c)AFP