ズベレフが4回戦進出 前回王者ルブレフは敗退 マドリードOP
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【4月28日 AFP】テニス、マドリード・オープンは27日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は第28シードのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)に2-6、7-6(7-3)、7-6(7-0)で競り勝ち、4回戦に進出した。
ズベレフは地元の大声援を受けたダビドビッチ・フォキナに追い込まれたが、フルセットの激闘を制した。試合中にはダビドビッチ・フォキナの打球をインとした自動線審の判定に抗議し、ボールの跡を写真に撮って警告を受ける場面もあった。
ズベレフは試合後「システムに欠陥があったと思う」と指摘し、「自分は自動線審に賛成だが、あのボールに関しては1ミリ入っているとか、1ミリアウトみたいな誤差ではなく、4〜5センチはアウトだった」とコメントした。
連覇を狙った第7シードのアンドレイ・ルブレフは4-6、6-0、4-6でアレクサンダー・バブリク(カザフスタン)に敗れ、大会後には世界トップ10から陥落して17位まで後退する見通しとなった。
第22シードの19歳ヤクブ・メンシク(チェコ)は第12シードのベン・シェルトン(米国)を6-1、6-4で破った。
第3シードのテイラー・フリッツ(米国)はベンジャミン・ボンジ(フランス)の負傷棄権により、勝ち上がりを決めた。
第9シードのダニール・メドベージェフはフアン・マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-2、6-2で下した。
第14シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)は第23シードのセバスチャン・コルダ(米国)を6-3、6-3で退け、クレー通算150勝目を挙げた。(c)AFP