【4月26日 AFP】ローマ教皇庁(バチカン)は25日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇のひつぎがサンピエトロ大聖堂に安置された3日間で、約25万人が弔問に訪れたと発表した。一般弔問は終了し、26日の葬儀に参列するため各国首脳や王族が現地に到着し始めている。

弔問者の総数は、2022年にベネディクト16世が死去した際の約19万5000人を上回った。大聖堂を訪れた最後の弔問者の中には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領も含まれている。

葬儀が行われるサンピエトロ広場は、現地時間26日午前5時30分(日本時間同午後12時30分)に封鎖を解除される。広場には約20万人が訪れるとみられている。

葬儀には、米国のドナルド・トランプ大統領や英国のウィリアム皇太子ら、130を超える国々の首脳や王族の参列が予定されている。

イタリアおよびバチカンの当局は、サンピエトロ大聖堂およびサンピエトロ広場周辺を厳重に警備している。ドローン飛行を規制し、屋根には狙撃兵を配置。戦闘機も待機させている。

警察によれば、25日夜には検問所が増設された。(c)AFP