■教皇選挙(コンクラーベ)

枢機卿総会は、新教皇の有力候補(通称「パパビリ」)を見極める場としても機能する。

また、非公開で行われる教皇選挙(コンクラーベ)の開始日もここで決定される。選挙は教皇の死去から20日以内、概ね2週間後に始められなければならない。

いわゆる「枢機卿選挙人」は現在135人で、うち108人はフランシスコ教皇によって任命された。内訳は欧州53人、北米20人、アフリカ18人、アジア23人、オセアニア4人、南米17人。

19世紀後半以降、すべてのコンクラーベはミケランジェロのフレスコ画で知られるシスティーナ礼拝堂で行われている。

選挙期間中、枢機卿は絶対的な機密を守ることを誓い、違反した場合は破門となる。投票は毎日午前に2回、午後に2回行われ、いずれかの候補が3分の2以上の票を得るまで続けられる。

投票用紙は毎回焼却され、その煙の色で結果が外部に伝えられる。黒煙は選出失敗、白煙は新教皇選出を意味する。

■ハベムス・パパム!

選出された枢機卿は、システィーナ礼拝堂に隣接する「涙の部屋」と呼ばれる小さな聖具室に入り、教皇就任を受け入れるかどうかを考える。受諾する場合は、自ら教皇名を選ぶ。

新教皇は用意された3サイズの祭服から自分に合うものを選び着用。その後、サン・ピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を見せ、助祭枢機卿の最年長者が「ハベムス・パパム!(われら、教皇を得たり!)」とラテン語で宣言する。(c)AFP