強打者アラエスが塁上で衝突 病院搬送も容体は「安定」
このニュースをシェア

【4月21日 AFP】20日に行われた米大リーグ(MLB)のヒューストン・アストロズ対サンディエゴ・パドレス戦で、パドレスの強打者ルイス・アラエスが一塁上で相手選手と衝突し、担架に乗せられてフィールドを後にした。球団によると、病院に搬送されて容体は安定しているという。
アラエスは初回に犠打を試みた際、送球を受けるために一塁のベースカバーに入ろうと走っていたアストロズのマウリシオ・デュボーン二塁手と衝突した。デュボーンの肘が意図せず、アラエスのあごに当たったようだった。
アラエスが医療スタッフの治療を受けたため、試合は11分間中断。担架に乗せられて退場する際には、親指を立てるサインを送っていた。
パドレスは声明で、アラエスが追加検査のため病院に搬送されたとし、「現在、容体が安定しており、意識があり、反応を示し、手足を動かすことができる」と発表している。
昨季マイアミ・マーリンズからトレードで加入したアラエスはパドレスでの2シーズン目を迎えており、今季はここまで3本塁打、7打点を記録している。22年にミネソタ・ツインズ、23年にマーリンズ、昨季はパドレスと、大リーグ史上初めて三つの異なる球団で3年連続の首位打者を獲得している。(c)AFP