【4月18日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープンは17日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は第2セットで手こずりがらも6-2、6-4で予選勝者のラスロ・ジェレ(セルビア)を下し、準々決勝に進出した。

四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇るアルカラスは、前週のモンテカルロ・マスターズで優勝している一方で、3月のマイアミ・オープンでは初戦敗退を喫するなど今季は不安定なスタートとなっている。

この日は第1セットで5ゲームを連取して5-1とリードした後、2本目のセットポイントをものにしてセットを先取。しかし、第2セットではジェレにブレークを許して2-4とされたものの、すぐさま反撃して勝利を収めた。

アルカラスは試合後、「第2セットで2-4とリードされた後、自分のレベルに近いプレーができた」「レベルを上げてベストに近づけたことにとても満足しているし、この調子を維持したい」と語った。

18日の準々決勝では、第5シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を迎え撃つ。デミノーは、ラッキールーザーのジェイコブ・ファーンリー(英国)を6-1、6-2の約1時間余りで退けた。

その他では、好調のアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)が、第4シードのアンドレイ・ルブレフを7-5、6-4で撃破した。

カレン・ハチャノフは7-5、6-4でハウメ・ムナル(スペイン)に辛勝し、ダビドビッチ・フォキナとの準々決勝に駒を進めている。(c)AFP