【4月18日 CGTN Japanese】中国の華為技術(ファーウェイ)と賽力斯(セレス)の合弁自動車ブランド「問界(AITO)」が展開する新型SUV「問界M8」の予約台数が12万台を突破しました。

 問界M8は「家庭向けスマートフラッグシップSUV」として位置付けられ、5人乗りと6人乗りの2種類のシートレイアウトが用意されています。

 パワートレインには、1.5Tのエンジン(最大出力118キロワット)を搭載したレンジエクステンダーシステムを採用し、前後にそれぞれ165キロワットと227キロワットのモーターを配置した四輪駆動となっています。バッテリーは51.975キロワット時と36.019キロワット時の2種類の三元リチウムイオン電池が用意され、それぞれの純電動航続距離は235キロ/240キロと161キロで、満充電・満タン時の総航続距離は最大1526キロに達します。

 価格は36万8000元(約720万円)からとなっており、10日から中国全国の800店舗で展示が開始されています。問界M7とM9の間の市場ニーズを埋める存在として注目されており、理想L8などの競合モデルと市場シェアを争うことが予想されます。

 予約台数が12万台を超えたことは、問界M8の高い市場人気と消費者からの期待を示しています。今後の正式な発売と納車の進展が注目されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News