【4月16日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は15日夕方、火災に見舞われたパリのノートルダム大聖堂の修復工事に携わった約100人の職人と関係者に叙勲した。

大統領府(エリゼ宮)での式典は、2019年の火災発生と同日・ほぼ同時刻に行われた。

マクロン氏は出席者に対し、「皆さんのおかげで、わずか5年でノートルダム大聖堂は以前よりさらに美しく再建された」と強調。

「今夜私たちがここにいるのは、英雄的な行動を取った消防士、再建事業に多大な寄付をしたすべての支援者や財団、そして何千人もの職人や作業員、専門家、警察官、市民の力と献身のおかげだ」と付け加えた。

再建プロジェクトを率いたフィリップ・ジョスト氏は最高勲章レジオン・ドヌールを授与され、階級「コマンドゥール」に昇級された。

前任者で2023年に亡くなったジャンルイ・ジョルジュラン将軍には、レジオン・ドヌール勲章の最高位「グランクロア」が贈られた。

建築家のレミ・フロモン氏とフィリップ・ビルヌーブ氏も同じく叙勲された。

また、修復工事に参加した約2000人を代表し、100人近い公務員と起業家、職人にも、レジオン・ドヌール勲章または国家功労勲章が授与された。

大統領府の以前の発表では、「さまざまな職能分野」が対象とされ、大工、鉄工作業員、足場職人、ロープ職人、オルガンの修復者、ステンドグラス職人などが含まれている。

また、尖塔(せんとう)や、入り口から主祭壇までの通路の一部である身廊、聖歌隊席を再建するためにフランス中の森をくまなく巡ってオークの木材を選び出したエメリック・アルベール氏にもレジオン・ドヌール勲章が授与された。

大規模な修復プロジェクトには、世界中から8億5000万ユーロ(現在の為替レートで約1400億円)近い寄付が集まった。(c)AFP