【4月12日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は11日、中国が米国に対抗して対米関税を125%に引き上げると発表するなど、両国の貿易戦争のリスクが強まる中、自身の関税政策は「極めてうまくいっている」と主張した。

中国の報復関税措置を受け、投資家の間では米国債の投げ売りが広がった。ドルは急落し、株価は乱高下した。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「われわれの関税政策は極めてうまくいっている」と豪語。

「米国と世界にとって非常にエキサイティングだ!!! (事態が)急速に進んでいる」と主張した。

ホワイトハウスはその後、トランプ氏は関税問題に関する中国との協議について「楽観」しているとし、また、一部関税の90日間の停止中に15か国が「交渉提案」を示してきたと明らかにした。

一方でキャロライン・レビット報道官は、「大統領は、米国が殴られたら、より強く殴り返す考えを明確にしている」と付け加えた。(c)AFP