アルカラスが8強入り ドレイパー敗退 モンテカルロ・マスターズ
このニュースをシェア
【4月11日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズは10日、シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は6-3、6-1のストレートで世界ランキング84位のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)に快勝し、同大会では自身初のベスト8入りを決めた。
四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇るアルカラスは次戦、フランスの新鋭アルトゥール・フィスと対戦する。
第12シードのフィスは2023年大会の覇者で第7シードのアンドレイ・ルブレフに6-2、6-3で圧勝し、マスターズ1000で3大会連続の準々決勝に駒を進めた。
一方、先月のBNPパリバオープンを制した第5シードのジャック・ドレイパー(英国)は、アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)に3-6、7-6(8-6)、4-6で敗れ、クレーコートのマスターズ1000で自身初の準々決勝進出を逃した。
ダビドビッチ・フォキナは、11日の準々決勝で世界27位のアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)と顔を合わせる。
ポピリンは、昨年大会の準優勝者で第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-4、3-6、7-5で撃破。第3セット3-5の場面で相手のマッチポイントを2本しのいで勝ち上がった。
第8シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)は、元全米オープン王者で第9シードのダニール・メドベージェフを6-2、6-2のストレートで一蹴した。
デミノーは次戦、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と顔を合わせる。ディミトロフは、6-3、3-6、6-2でアレハンドロ・タビロ(チリ)に競り勝った。
第13シードのロレンツォ・ムゼッティは、6-3、6-3でマッテオ・ベレッティーニとのイタリア勢対決を制した。準々決勝では、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。
モンテカルロ大会では直近4大会で優勝3回を誇るチチパスは、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)に6-1、6-1で完勝した。(c)AFP