【4月12日 Peopleʼs Daily】2024年の中国経済の「成績表」が発表された。国内総生産(GDP)は134兆9000億元(約2753兆3090億円)で、前年比5.0%増となり、国際社会に中国経済の強い回復力とハイレベルな発展の見通しを示した。

 世界経済が回復に苦戦している今、主要経済国(中国)の経済回復力は貴重である。外部からの圧力が高まり、国内の困難も増すという複雑で厳しい状況の中、中国のGDPは昨年130兆元(約2653兆3000億円)を初めて突破した。その成長率は世界の主要経済体の中でも最高水準であり、世界経済の成長の重要な原動力であり続けている。

 国際通貨基金(IMF)のピエール・オリヴィエ・グランシャ(Pierre Olivier Gourinchas)チーフエコノミストは、昨年の中国経済の実績を「予想を超える嬉しい驚き」であるとし、IMFは「世界経済展望報告書」の最新版で、今年の中国の経済成長予測を上方修正したと述べた。

 毎日、8万台以上の自動車が生産ラインから送り出され、340万台のスマートフォンが工場から出荷され、4億7000万件以上の宅配便が配送される・・・、これは中国の経済活力を如実に示すものだ。強固な経済基盤、超巨大市場の優位性、完備した産業システムは、リスクや課題に対処する上での中国の最大の強みである。

 外部の環境変化による悪影響が強まり、経済は依然として多くの困難や課題に直面しているが、中国の経済力、技術力、総合的国力は新たな段階に達している。中国の成長基盤はより強固になり、条件はより有利になり、勢いはより強くなり、リスクへの耐性もより強くなっている。あらゆる面での好材料を成長の成果に変え、持続的な経済成長を促進することができる。

 英中貿易協会(China-Britain Business Council)のクーパー・コレス(Sherard Louis Cowper-Coles)会長は「中国の経済成長の全体的な傾向は非常にポジティブであり、中国は今後も発展を続け、将来の世界の将来で引き続き大きな役割を果たすだろう」と述べた。

「野菜を建屋の中で垂直に栽培する立体農場、農場周辺を飛び交うドローン・・・食糧生産サポートのため中国全土でハイテク技術が活用されている」、これは最近ある外国メディアの記者が中国の農村で取材をした後に書いた文章だ。テクノロジー感あふれるこれらの光景は、中国の質の高い発展を後押しする新たな生産力を反映している。

 この1年、中国の経済構造は改善を続け、ハイテク製造業の付加価値は8.9%増加し、通常の工業や設備製造業の成長率を大幅に上回った。

 情報伝達、ソフトウェア、情報技術サービスの付加価値は全て2桁成長を達成した。新エネルギー車、集積回路、産業用ロボットなどの生産数量は大幅に増加、中国の産業の高度化と進化の方向を反映している。

 中国はハイレベルな対外開放を堅持しており、貿易保護主義と世界経済の分裂が激化する中、その決意を示している。中国の24年の貨物輸出入総額は43兆8000億元(約893兆9580億円)に達し、前年比5.0%の増加で過去最高を更新した。

 制度型開放の着実な拡大、外資導入の体制改革の深化、いっそう多くの自主的開放と単方向的開放政策、全世界に向けた高水準の自由貿易区ネットワークの拡大、包括的なビザ免除政策・・・、中国のハイレベルな開放政策は、高品質な発展を促進するものであり、中国経済の強靭な回復力のもう一つの重要な理由である。

 データによると、中国の投資誘致の構造は引き続き改善され、24年1月から11月までに新たに設立された外資系企業は5万2000社に達し、7497億元(約15兆3014億円)の外資を誘致した。サンパウロ州立大学経済・国際研究所のマルコス・ピレス(Marcos Pires)所長は「中国の改革開放の継続は自国の発展を実現しただけでなく、世界経済と積極的に融合することで、世界の発展と繁栄に絶えず原動力を注ぎ込んできた」と見ている。

 中国の長期的な経済成長を支える条件と基本的な傾向は変わらず、高品質な経済発展のすう勢も変わらない。発展のタイミングと勢いは依然として優勢だ。

 中国は、その発展過程で課題に直面しても、高品質な経済発展を推進し続け、世界に新たな驚きとチャンスをもたらす自信を持っている。(c)PeopleʼsDaily/AFPBBNews