【4月6日 AFP】24-25イタリア・セリエAは5日、第31節の試合が行われ、連覇を狙う首位インテルは2点のリードふいにして2‐2でパルマと引き分け、2位ナポリに勝ち点差1に迫るチャンスを与えた。

マッテオ・ダルミアンとマルクス・テュラムが前半に得点を挙げ、インテルはナポリとの勝ち点差を暫定で6に広げた上で、ミッドウイークに行われるバイエルン・ミュンヘンとの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝に向かうかに思われた。

しかし、パルマは60分にアドリアン・ベルナベが1点を返すと、さらにその9分後にヤコブ・オンドレイカのゴールで同点に追いついた。ナポリは、7日にボローニャ戦を控えている。

一方、ACミランは2点差を追いついてフィオレンティーナと2‐2で引き分け、1ポイントの獲得にとどまって来季の欧州大会出場権獲得への希望を高めることはできなかった。

開始10分までに2点を失ったミランは、タミー・アブラハムとルカ・ヨビッチの得点で追いついた。フィオレンティーナはGKダビド・デ・ヘアが好セーブを連発し、終了間際にはドドが見事なボレーシュートで勝ち越し点を決めたかに思われたが、これはオフサイドで取り消しとなった。

9位のミランはチャンピオンズリーグ出場権から8ポイント差で、6位以下のフィオレンティーナ、ASローマ、ラツィオを4ポイント差で追いかけている。(c)AFP