【4月6日 AFP】24-25スペイン1部リーグは5日、第30節の試合が行われ、首位FCバルセロナは1-1でレアル・ベティスと引き分けに終わったが、2位レアル・マドリードが1-2でバレンシアに敗れたことで、勝ち点差を4に広げた。

バルセロナは7分にガビのゴールで先制したが、17分に追いつかれた。後半に入って猛攻を仕掛けたが、ベティスの粘り強い守備と相手GKの活躍などもあってゴールを破れなかった。

引き分けに持ち込んだベティスは5位に浮上した。

レアルは序盤にキリアン・エムバペが倒されて獲得したPKをビニシウス・ジュニオールが外すと、直後にCKから先制を許した。50分にCKからビニシウスがシュートを押し込み同点に追いついたが、チームは全体的に精彩を欠き、エムバペも度重なる決定機を逃すと、迎えた後半アディショナルタイムに鋭いカウンターからウーゴ・ドゥロに決勝点を決められた。

バルセロナはこの後、9日に欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でボルシア・ドルトムントと対戦する。レアルも8日にアーセナルと顔を合わせる。

バルセロナとレアルは26日に国王杯決勝も控えている。(c)AFP