【4月5日 AFP】4日に行われた25F1第3戦日本GPのフリー走行で激しいクラッシュをしたアルピーヌのジャック・ドゥーハンが、ミスから学ぶことを誓った。

22歳のドゥーハンはフリー走行2回目でスピンし、高速でバリアーに激突した。自力でマシンから降り、幸いけがはなかったことが確認された。

アルピーヌは5日、マシンは大きなダメージを受けたが修理は完了し、同日のフリー走行3回目と予選には間に合うと発表したが、クラッシュについてはターンに入る際にDRSを閉じなかったドゥーハンの「判断ミス」が原因だと指摘した。

ドゥーハンは無事を報告した上で「激しいクラッシュで、予測できなかった。ここから学ぶ」とコメントした。

ドゥーハンは昨年8月に起用が決まり、昨シーズンの最終戦でデビューを飾ったが、リザーブドライバーとして控えるフランコ・コラピントからプレッシャーを受けており、自身の力を証明する時間は限られているとされている。

コラピントは昨季途中、ドゥーハンのアルピーヌでの起用が決まった直後にウィリアムズのシートを獲得し、シーズンのラスト9戦で結果を残した。

そのパフォーマンスが複数のチームの目に留まり、今季はアルピーヌのリザーブドライバーとして契約している。(c)AFP