【4月5日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ（33）が4日、今シーズン限りでの退団を発表した。

デ・ブライネは2015年にドイツ・ブンデスリーガ1部のVfLボルフスブルクから加入すると、6度のプレミアリーグ優勝と2023年の欧州チャンピオンズリーグ制覇など14度の主要タイトル獲得を果たし、シティがイングランドで圧倒的なクラブへと成長する中で中心的な役割を担った。

シティでは公式戦通算413試合に出場し、106ゴールを記録。プレミアリーグで歴代2位の118アシストを挙げた。

チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督はデ・ブライネについて「これまで見てきた中で最高の選手の一人」と称賛し、「彼のアシストやゴール、ファイナルサードでのビジョンは、なかなか代わりを見つけられない。彼が過去10年間ここでやってきたことは並外れている」とコメントした。

デ・ブライネの契約は6月末で切れるが、同14日から7月13日まで行われるクラブW杯まで出場するかは不明となっている。今後はサウジアラビアか米メジャーリーグサッカー（MLS）への移籍がうわさされている。

近年はけがに苦しみ、昨季はハムストリング断裂で5か月間離脱し、今季も公式戦先発21試合にとどまっていた。(c)AFP/Kieran CANNING