オルモとビクトル、バルサで今季終了までプレー可能に
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【4月4日 AFP】スペインのスポーツ評議会(CSD)は3日、サッカー同国1部リーグのFCバルセロナに所属するMFダニ・オルモとFWパウ・ビクトルについて、今シーズン終了までプレー可能との判断を下したことを明らかにした。
リーグ側は、昨夏に加入したオルモとビクトルに与えられた一時的な選手ライセンスが失効した際、バルセロナが両選手を昨年12月末の期限内に登録できなかったと主張していた。
両選手は当初、DFアンドレアス・クリステンセンの負傷を受け、バルセロナが財政上の抜け穴を利用したことで今季開幕から短期的に登録されていた。
CSDは登録の取り消しを「無効」とし、両選手がプレーすることを承認した。
CSDの発表を受け、リーグ側は決定が「規則に則していない」として上訴する意向を示した。
財政難に苦しむバルセロナは、両選手の新しいライセンス取得に向けてリーグの厳しいファイナンシャル・フェアプレー(FFP)制度をクリアするため、本拠地カンプ・ノウのVIPボックス席を中東の投資家に売却した。(c)AFP