トランプ政権で戦争犯罪「おとがめなし」に…ウクライナ市民の懸念
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■12万8000件以上の戦争犯罪捜査
ウクライナ当局はこれまで、12万8000件以上の戦争犯罪捜査に着手している。また、最高レベルの犯罪者に法の裁きを受けさせるため、国際刑事裁判所(ICC)にも期待を寄せている。
ICCは、ロシアがウクライナの子どもを強制移送したことが戦争犯罪に当たるとして、ウラジーミル・プーチン大統領に対して国際逮捕状を発行。さらに、民間人への攻撃を指示したとしてロシア政府高官にも逮捕状を出している。
しかし、トランプ氏はICC関係者を制裁する異例の大統領令に署名した。
トランプ政権はまた、侵攻の責任者を特定し、ロシアにいるウクライナの子どもを追跡するプロジェクトへの米政府の資金提供を打ち切ったと報じられている。(c)AFP