ドイツ、ロシア「影の船団」のタンカー係留
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【3月22日 AFP】ドイツは、今年1月にエンジンが故障して同国北部沖のバルト海で漂流していた石油タンカーについて、ロシアが制裁を回避して石油の密輸に使用している「影の船団」の一部と見なし、係留していると明らかにした。
独誌シュピーゲルは、ドイツ税関は同タンカーおよび貨物を押収したと報じた。
同誌によると、税関当局は先週、バルト海のリューゲン島沖でパナマ船籍のタンカー「エベンティン」を押収。貨物は4000万ユーロ(約65億円)相当の価値があり、1月から停泊していた。
当局は、タンカーの航行を禁じる措置が下されていることについては認めたものの、財務省の報道官は「税関の措置が終わっておらず、現時点の安全保障状況を考慮すると、詳しくコメントすることはできない」と述べた。
しかし外務省の報道官は、ロシアはこうした船舶を利用することで「西側の制裁を回避し、ウクライナへの違法な侵略戦争の資金調達を行っている」と非難する声明を発表している。(c)AFP
