テスラ車両への放火、司法長官が警告「刑務所行き」
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【3月21日 AFP】米国のパム・ボンディ司法長官は20日、ドナルド・トランプ大統領の側近である実業家イーロン・マスク氏が率いる電気自動車(EV)大手テスラの車両などに放火した罪で、3人を起訴したと発表した。
ボンディ氏によると、3人の被告はそれぞれオレゴン州、コロラド州、サウスカロライナ州で、テスラの車両や充電ステーションを標的に、火炎瓶を使用するなどして放火した。
ボンディ氏は声明で、「これは警告だ。テスラの資産を標的とした国内テロの波に加わる者は、司法省が刑務所に送り込む」と強調した。
司法省は具体的な罪状を明らかにしていないが、3人の被告には最低5年、最大20年の刑が科される可能性がある。
テスラと宇宙開発企業スペースXの創設者であるマスク氏は、トランプ政権下で政府効率化省(DOGE)のトップを務め、大幅な歳出削減を主導している。
一方、米国ではここ数週間で複数のテスラ販売店が破壊され、同社の株価は過去1か月で急落している。(c)AFP