【3月20日 AFP】元サッカーイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン氏の息子のFWルイス・ブッフォン(17)は19日、生まれ育ったイタリアではなくチェコ代表で将来を見据えていると話した。

今月、イタリア・セリエBのピサでプロデビューを果たしたブッフォンは、母親の母国チェコのU−18代表の合宿のため、現在プラハにいる。

ブッフォンはチェコサッカー協会(FACR)のインタビューで「家族と話して、チェコ代表でプレーすることが自分のサッカーキャリアと成長にとって最善だと判断した」と話した。

ブッフォンは2月に初めて代表合宿に招集され、ポルトガルで行われる国際大会のメンバー入りを目指している。

ブッフォンは「お母さんは当然喜んでいたし、お父さんも自分が代表に呼ばれたのは初めてだったから喜んでいた」と明かし、「お父さんもチェコ代表でプレーすることを勧めてくれた。それが選手として成長する最善の方法だから」と語った。

一方で、チェコ語はまだ得意ではなく、スマートフォンアプリで毎日10分ほど勉強しているという。

また、自身を「100パーセントプロフェッショナル」と表現し、将来的にイタリア代表と対戦することになっても問題はないと強調した。(c)AFP