米ロシア首脳、ウクライナめぐり週内協議の見通し ウィトコフ特使
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【3月17日 AFP】米国のスティーブ・ウィトコフ中東特使は16日、ドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が今週、協議する見通しだと明らかにした。ロシアとウクライナの停戦をめぐり話し合うとみられる。
米国は、サウジアラビアで先週行われたウクライナとの高官協議後、同国が同意した30日間の停戦案をロシアに提示した。だが、プーチン氏は明確な回答を示さず、代わりに条件を列挙し、停戦案に「重大な疑問」を呈した。
しかし、プーチン氏と先週会談したウィトコフ氏は米CNNテレビのインタビューで「両大統領は今週、非常に前向きな話し合いを行うことになるだろう」と述べた。
ロシア政府は先に、セルゲイ・ラブロフ外相とマルコ・ルビオ米国務長官が電話会談し、先月の米ロ高官協議での「了解事項の具体的な実施面」について詰め、外交関係修復に引き続き取り組むことで合意したと表明。ただ、停戦案には言及しなかった。
プーチン氏は13日、停戦案に「重大な疑問」を抱いているとしながら、トランプ氏と電話で協議する用意があるとも語っていた。(c)AFP