【3月16日 AFP】ウクライナ支援をめぐる約25か国・機関による首脳会合が15日、オンラインで開催された。主催した英国のキア・スターマー首相は会合後、停戦に向け、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が最終的には「交渉の席に着く必要がある」との考えを示した。

スターマー氏は会合で、ウクライナを強化し、停戦を守り、ロシアへの圧力を維持する方法に焦点を合わせるべきだと呼び掛けた。

また、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が30日間の無条件停戦を受け入れたことで「ウクライナが平和の当事者であることを再び、そして疑いの余地なく示した」と指摘した。

その一方で、「プーチンは停戦前に慎重な検討が必要だと言って、遅延を図っている」と非難し、「遅かれ早かれ、プーチンは交渉の席に着かなければならない」と強調した。

スターマー氏は、英仏が主導する「有志連合」が実務段階に移行するのに伴い、軍幹部による会合が20日、英国で開かれる予定であることを明らかにした。(c)AFP/Helen Rowe