トランプ氏、プーチン氏と今週会談か ゼレンスキー氏を再招待する意向も
このニュースをシェア
【3月12日 AFP】ウクライナが米国に提案された30日間の即時停戦案およびロシアとの交渉に同意したのを受け、ドナルド・トランプ米大統領は11日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と今週中にも会談する可能性が高いと述べた。また、2月28日に公然と対立したウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を再びホワイトハウスに招く意向も示唆した。
トランプ氏は、プーチン氏と今週会談するかどうかを記者団に問われると、「そうなると思う」と回答。ゼレンスキー氏を再びホワイトハウスに招くかと問われると、「もちろんだ」と答えた。
ウクライナ紛争の完全停戦の見通しについて問われると、「まあ数日中に実現することを願っている。そうなってほしい」と回答。「あす、ロシア側と大きな会談があるが、素晴らしいやりとりが続くことを期待している」と続けた。
トランプ氏の発言は、米国とウクライナの両政府がサウジアラビアで開いた高官協議を踏まえたもの。米国側は協議で、ウクライナとの機密情報共有を再開することに同意し、ロシアとの30日間の即時停戦を提案した。
英国のキア・スターマー首相はこれを「驚くべき進展」と評価した。(c)AFP