【3月11日 東方新報】中国・浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)臨平区で6日、同区にある商業施設の「臨平銀泰inPARK」から浙江理工大学(Zhejiang Sci-Tech University)臨平キャンパスに向けてドローンによる商品配送が行われ、わずか16分で空を越えて届けられた。これにより、杭州市初の大学キャンパス向けB-C(Business to College)型総合消費向けドローン物流ルートの試験飛行が成功した。

 このルートは地上輸送を経由することなく、ドローンのインテリジェントな航路計画によって空域を直線的に移動できるため、従来の配送方法と比べて単方向の配送効率が50パーセント向上するという。生鮮食品、緊急配送品、日常の食事など、軽量貨物室と全天候型飛行能力を備えたドローンが「数分以内の配送」を可能にし、大学や商業エリアといった場面で「即時対応型」のスマートサービスを提供する。

 なぜドローンを使って大学キャンパスに外食宅配を導入するのか。関係者によると、浙江理工大学臨平キャンパスに通う8000人の学生や教職員が「商業エリアが遠く、選択肢が少ない」という課題を抱えていた。そこで、杭州市の低空飛行専門チーム、杭州低空産業発展有限公司、臨平区の低空飛行専門チームの指導のもと、キャンパスのニーズと「臨平銀泰inPARK」の新たな商業体の発展戦略をマッチングさせ、外食宅配の総合物流ルートを導入した。

 式運用が開始されると、浙江理工大学臨平キャンパスの学生や教職員は、専用アプリを通じてドローン配送サービスにアクセスし、「臨平銀泰inPARK」の店舗で注文することで、「数分以内の配送」を体験できるようになる。(c)東方新報/AFPBB News