北朝鮮がミサイル発射、米韓合同演習に反発
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【3月10日 AFP】韓国軍は10日、北朝鮮が「複数の未確認弾道ミサイル」を発射したと発表した。米韓両軍が同日、朝鮮半島有事を想定した定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を開始したのに合わせたとみられる。
韓国軍合同参謀本部は「午後1時50分(日本時間同)ごろ、黄海省から西海(黄海)に向けて発射された複数の未確認弾道ミサイルを探知した」と説明。「わが軍は米国と緊密に協力し、監視を強化し、完全な準備態勢を維持する」としている。
北朝鮮はこの日、ミサイル発射に先立ち、米韓合同演習について「挑発行為」だとし、「偶発的な1回の射撃」が戦争を引き起こす危険があると警告していた。
フリーダムシールドは20日までの予定。(c)AFP