【3月8日 AFP】テコンドーの元五輪女王ジェード・ジョーンズ(英国、31)が7日、競技を転向してプロボクサーとしてのキャリアを追求することを表明した。

2012年ロンドン五輪と16年リオデジャネイロ五輪で金メダルに輝いたジョーンズは、ボクシングの英国選手権およびコモンウェルスゲームズ(英連邦競技大会)の元王者スティーブン・スミス氏の指導を受ける予定となっている。

ジョーンズは、「テコンドーはすべてを与えてくれた。それは素晴らしい旅、忘れられない思い出、そして最大の舞台で国を代表する名誉だ」「テコンドーにすべてをささげてきたが、新しい挑戦への準備はもうできている。ボクシングは常に自分を魅了してきたし、全く異なる舞台で自分を試すことにわくわくしている」と語った。

ロンドン五輪の57キロ級で金メダルを獲得した際に19歳だったジョーンズは、その4年後には同種目連覇の偉業を成し遂げ、2019年には英マンチェスターで行われた世界選手権でもタイトルを手にした。

自身4度目の五輪となる昨年のパリ五輪を前に、2023年12月のドーピング検査を逃れたとして物議を醸したものの、英国反ドーピング機関(UKAD)が機密の医療上の理由で過失はなかったと認定して最終的に処分は免れた。

パリ五輪では1回戦敗退に終わっている。

スミス氏は、ジョーンズがボクシングに適した能力を持っていると確信しており、「ジェードは生まれながらのファイターだ。そのことはテコンドーで何度も証明してきた」「彼女の運動能力、献身、そして勝利へのメンタリティーは他に類を見ない。一緒に仕事ができることは名誉であり、彼女がボクシングに大きな影響を与えるために必要なものを持っていることに疑いはない」と述べた。(c)AFP