18歳の新星フォンセカが2回戦進出 BNPパリバOP
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【3月7日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープンは6日、男子シングルス1回戦が行われ、18歳の新星ジョアン・フォンセカ(ブラジル)が6-2、1-6、6-3でジェイコブ・ファーンリー(英国)との激闘を制し、2回戦に駒を進めた。
先月のアルゼンチンオープンで男子ツアー史上10番目の若さでチャンピオンになったフォンセカは、米カリフォルニア州の砂漠地帯インディアンウェルズに吹き荒れる強風にも冷静さを保ち、第3セットは1ゲームダウンから5ゲームを連取して勝負を制した。
試合後には「きょうはかなり難しかった。風が強かった」と振り返ると、「でも乗り越えた。試合開始から本当にうまくプレーできたし、相手がいくつかミスを犯した」「でも第2セットでは相手がもっと攻撃的にプレーしていて、自分の方が硬くなっていたというか、少し緊張していたかもしれない」と語った。
一方、テキサス・クリスチャン大学に入学して米カレッジテニスで5年間プレーし、昨年ツアーデビューを果たした23歳のファーンリーは、第3セットの第3ゲームで先にブレークし、次のゲームも5度のデュースからサービスキープに成功して3-1とリードした際には試合を支配したかのように見えた。
しかし、そこから世界ランク80位のフォンセカが同81位のファーンリーを2度ブレークするなどして5ゲームを連取し、最後はバックハンドボレーのウイナーで勝利を締めくくった。(c)AFP/Rebecca BRYAN