【3月8日 AFP】3月8日の「国際女性デー」の時期に合わせて、ミモザの需要が各地で高まる。南仏コートダジュール(フレンチリビエラ)では、道路沿いなどに群生するミモザが、辺り一帯を鮮やかな黄色で彩っている。

ミモザはこの地域を代表する花。春の訪れを告げる花として知られ、今年も満開を迎えた。

南仏のミモザは、19世紀末頃に英国の富裕層が別荘を建てる際に、オーストラリアから持ち込んだことがきっかけだったという歴史がある。

ミモザ専門の養樹園主は「華やかで鮮やかな黄色が、ミモザを特別なものにしている。黄色といってもほとんど白に近い淡い色のものから、濃いオレンジがかった黄色のものまでさまざまなミモザがある。時には葉が見えなくなるぐらい咲き誇るものもある」と話した。

映像は2月4日撮影。(c)AFP