【3月3日 CGTN Japanese】中国工商銀行、中国銀行など多くの金融機関はこのほど、貿易に従事する企業に向けた新たな措置を次々と打ち出し、金融支援を拡大しています。

 中国最大の国営商業銀行である中国工商銀行は26日、貿易企業の海外進出を支援する一連の措置を打ち出しました。措置には、3000億元(約6兆1700億円)の特別与信枠の設定や融資商品の革新、優遇貸出金利の提供などが含まれています。

 中国工商銀行の張偉武副総裁は、「越境電子商取引(EC)のサプライチェーンに関係する中小企業の在庫調達に対する融資ニーズに応じて、企業に向けた包括的なサプライチェーン融資、越境ローンなど、信用のみで低コストで引き出しやすいオンライン信用融資を提供する」と述べました。

 一方、中国銀行は貿易企業に対する与信支援を強化し、年内に貿易企業に対して1兆7000億ドル以上の国際貿易決済の提供を目指しています。

 中国輸出入銀行の貿易産業に対する1月の融資額は、前年同期比11.79%増の1800億元(約3兆7000億円)に達しました。中国銀行の1月の企業向け国際決済業務量は同15%増加し、越境ECの決済規模は同25%以上増えました。建設銀行の1月末の貿易融資残高は昨年末より8.1%増加しました。また、今月20日時点で、農業銀行の国際収支は前年同期比で11%増加したとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News