【3月2日 CGTN Japanese】中国教育部は今年の初め、「教育強国の建設計画綱要(2024~2035年)」を発表し、小中学生の毎日の運動時間が2時間を下回ってはならないなどと要求しました。これを受けて、全国の多くの地域で関連する措置が相次いで打ち出され、小中学生の体育の授業が変化しつつあります。

 冬休み明けの春の新学期を迎え、毎日の体育の授業が1時間、毎日の運動時間が2時間を下回ってはならないなどの要求が中国で一部の小中学校の「標準」になりました。多くの学校が体育の授業のあり方を積極的に模索しています。

 中国南部の広西チワン族自治区にある興業県葵陽鎮の泉江小学校では、体育の授業が農地で行われ、生徒たちは汗をかきながら鶏を捕まえる練習を体験しています。泉江小学校6年生の彭達銘さんは、「体育の授業で鶏捕りやたこ揚げができるなんて、思ってもみませんでした。とてもいい体験でした。授業中にいっぱい走ったのに、疲れたとは全然思いませんでした」と微笑みながら感想を語ってくれました。

 運動場や田畑、海辺の砂浜での鶏捕り、魚とり、たこ揚げ、木登り、竹馬、綱引き、ビーチサッカーなど、豊富で多彩な運動が全国各地の小中学校の体育の授業に取り入れられ、スポーツの楽しさと運動量の双方を実現する特色が溢れた体育の授業が続々と展開されています。

 そのほか、一部の学校では生徒が在学中に、無形文化遺産に属する伝統的なスポーツの少なくとも1種に習熟することが要求されています。そのため、手まり投げ、龍舞、竹竿踊りなど、民族の無形文化遺産に指定された特色あるスポーツが生徒らの社交や生活の一部になりつつあります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News