【2月27日 CNS】習近平(Xi Jinping)国家主席は17日、北京市で民間企業座談会に参加し、重要なスピーチを行った。この高い注目を集めた座談会は、民間経済の発展と成長を強力に支援するという強いメッセージを発信し、民間企業の発展に対する自信を大きく高めた。これにより、民間企業の経営者たちは将来の不安を解消し、中国経済の高品質な発展に新たな推進力が加わることとなった。

 まず、今回の座談会は、2018年以来、中央政府が再び開催した民間企業向けの特別な会合となった。現在、民間経済がいくつかの困難や課題に直面している状況の中で、この座談会の開催は特別な意味を持ち、民間経済を強力に支援するという明確な姿勢を改めて示した。「二つの揺るぎない方針」(国有経済と民間経済の両方を支援する方針)を堅持し、2018年の座談会では「民間企業と企業家は我々自身の仲間である」と明言。今回の座談会では、「民間経済に対する党と国家の基本方針は変わらず、これからも変わることはない」と強調された。これらは、国家が民間経済を揺るぎなく支持していることを示している。「一貫して堅持し、実行する」という確固たる方針は、民間企業が安心して経営・投資・イノベーションに取り組み、より大きな活躍をするための強力な政治的支えとなる。

 次に、民間経済が健全に発展するためには、実効性のある政策のサポートが必要だという認識のもと、今回の座談会では、民間経済が直面している「資金調達の難しさ・高コスト問題」や「未払い債務」、さらには「不正な料金徴収、過剰な罰金、不必要な検査・差し押さえ」などの課題を解決するための政策が打ち出された。習近平主席は「民間経済の発展を促進するための政策措置を着実に実行することが重要だ。党中央が決めたことは確実に実行しなければならない」と強調した。過去数年間、民間経済を支援するための政策は強化され続けている。「民間経済促進法」の制定を目指すなど、短期的な困難の解決だけでなく、中長期的な制度改革を視野に入れた政策が次々と打ち出されている。これらの政策は、民間企業が直面する障害を取り除き、安定的な成長を支える「制度と実行の組み合わせ」として大きな役割を果たしている。

 さらに、今回の座談会には、多くの注目すべき新顔の企業家が参加していた。その中には、「宇樹科技(Unitree Robotics)」のCEOである王興興(Wang Xingxing)氏もいた。同社は、高性能な四足歩行ロボットを公開販売し、業界への実用化をいち早く実現した企業だ。90年代生まれの若手企業家が座談会の前列に座り、発言を行ったことは、「イノベーションを重視し、若い世代を支援する」という国家の方針を象徴している。習近平主席は、「民間企業は高品質な発展の道を揺るぎなく歩み、コア技術の自主イノベーションを強化し、競争力を高めることで、地域の発展や民生の向上に大きく貢献することが求められている」と述べた。

 中国では、「新技術・新産業・新業態・新モデル」を特徴とする「四新経済」が急成長している。2024年前三四半期だけで、新設された「四新経済」の民間企業は271.8万社に達し、これは新設民間企業の約4割を占めている。中国経済の次の成長エンジンとして期待されるのが「イノベーション」だ。宇樹科技のような企業が技術の壁を打破し、若手からベテランまでの企業家が一丸となって「イノベーションの雁行(がんこう)隊」を形成すれば、民間経済は「中国式現代化」に向けてさらなる貢献を果たすことが期待されている。

 今回の民間企業座談会は、一貫した支援の継続、政策の強化、そしてイノベーションの重視という3つのシグナルを明確に発信した。これにより、中国は「民間経済の活力」を強化し、「高品質な経済発展」を目指すための新たな一歩を踏み出したと言える。(c)CNS-三里河中国経済観察/JCM/AFPBB News