ソウル市提供(c)NEWSIS
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【02月25日 KOREA WAVE】ソウル市民生司法警察局が明洞(ミョンドン)で外国人観光客をターゲットに偽ブランド品を販売していたグループを摘発し、1200点の偽ブランド品を押収した。正規品に換算すると約38億2000万ウォン(約4億2000万円)相当に上る。

押収された偽ブランド品の内訳は▽時計125点▽財布461点▽バッグ434点▽イヤリング47点▽衣類31点▽帽子・マフラー49点▽靴53点――となっている。

実質経営者は捜査を逃れるため、口座や事業者名義などに別人の名義を使い、商標法違反で摘発されるたびに拠点を移して6年間にわたり営業を続けていた。

その手口は巧妙で、壁の裏に隠し階段があり、そこから続く約100平方メートルの秘密店舗に数億ウォン(数千万円)相当の偽ブランド品を陳列。SNSで外国人観光客を集めていた。年間売り上げは約2億5000万ウォン(約2750万円)とみられる。

ソウル市民生司法警察局は「明洞や東大門(トンデムン)などの観光地では外国人観光客を狙った偽ブランド品販売が増加している」と注意を呼び掛けている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News