5年前に盗まれた「黄金の便器」 いまだ行方不明 英
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【2月25日 AFP】英イングランドの美術展で展示されていた18金製の「便器」が盗まれて5年になるが、いまだに見つかっていないことが24日、オックスフォード刑事法院で行われた裁判で明らかになった。作品に使用された金は当時、280万ポンド(約5億3000万円)相当の価値があるとされる。
「アメリカ」というタイトルが付けられ、実際に便器としても使用可能なこの作品を手掛けたのは、イタリア人アーティストのマウリツィオ・カテラン氏。
オックスフォード近郊のブレナム宮殿に展示されていた作品は2019年9月14日、夜間に盗まれた。
窃盗罪に問われているマイケル・ジョーンズ(39)被告は、1月に行われた裁判で無罪を主張。
盗品を転売したとして共謀罪に問われているフレデリック・サインズ被告とボラ・グチュク被告も罪状を否認しているが、4人目のジェームズ・シーン被告は窃盗罪を認めている。
ジュリアン・クリストファー検事は、犯行時間はわずか5分で、現場にはハンマーが残されていたと述べた。
また「作品の材料となる金は、当時の価値で約280万ポンド」だとし、600万ドル(約8億9700万円)の保険がかけられていたと説明した。
「作品は見つからなかった。小さな金の塊に分けられてしまったと思われ、回収不能となった」と付け加えた。(c)AFP