中国の貧困対策理論と実践の世界的意義
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【2月27日 Peopleʼs Daily】「8億人の貧困人口の貧困からの救出、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』の貧困削減目標の前倒し達成」、中国の貧困対策の物語は、世界の発展の物語の中でも、最も素晴らしい章の一つだ。
中国の脱貧困の闘いは、人類の貧困削減の法則への理解を深め、反貧困の理論を豊かに発展させてきた。
昨年11月18日、「G20サミット2024」の開幕に先立ち、中国の習近平(Xi Jingping)国家主席はブラジルが提唱した「飢餓と貧困に反対するグローバル・アライアンス」の発足式に出席し、「中国が世界の発展を支持するための8つの行動」を発表した。
ブラジルの「社会発展と援助、家庭と飢餓撲滅部(MDS)」のオスマール・リベイロ・デ・アルメイダ・ジュニア(Osmar Ribeiro de Almeida Junior)常務副部長は「習主席はかつて中国の貧困地域で執務し、貧困対策に関する豊富な経験を積み重ね、国家統治と社会発展に関する深い洞察力を培ってこられた。中国の脱貧困の経験は、ブラジルやその他の発展途上国が貧困から脱却し、持続可能な発展の道を見出すのに必ず役立つことでしょう」と述べた。
人民を中心に据え、的を絞った貧困対策、経済発展を通じた貧困支援、地域特性を生かした地域産業の振興を通じての貧困脱却、「共に豊かになる中での貧困解消」に重点を置く中国の貧困対策の経験は、発展途上国に多くの啓示を与えてきた。
ガーナ経済問題研究所(Institute of Economic Affairs, Ghana)の研究員サミュエル・ダルクワ(Samuel Darkwa)氏は「的確な識別、個別事情に合わせた対策、効率的な資源配分を通じて行う中国の貧困対策の経験は、アフリカ全土の脆弱な人民層の生活改善にとって前向きな参考事例を提供してきた。貧困の原因を特定し、貧困世帯のニーズを把握し、それに応じて支援策を調整するという中国の『人びとを中心に据えたアプローチ』が、貧困脱却の取り組みの効果を大幅に向上させた」と確信しているという。
「ナイジェリア・デイブレイクニュース(Nigeria's Daybreak newspaper)」のオースティン・マホ(Austin Maho)編集長は、習主席の著書『貧困からの脱却』を入念に研究し、また貴州省(Guizhou)などの地域を訪問、移住による貧困軽減、観光開発、科学技術による貧困対策といった現地の取り組みについて学んだ。
マホ氏は「中国の貧困緩和戦略は発展が推進力であり、農村部の経済的活力の活性化に尽力している。技能訓練、社会福祉の改善、インフラの改善などの措置が農村部の経済成長を促進し、雇用機会を生み出している。世界の多くの国は、特に依然貧困に苦しむグローバルサウス(南半球)の国々は、中国の貧困脱却の道を研究すれば、自国の国情に合わせた貧困撲滅の方法を見出すことができるだろう」と話す。
現代化に向け邁進する中国は、発展を通じて国民がより良い生活を送れるよう尽力するだけでなく、共通の発展を通しての世界の人びとのより良い生活のためにも努力している。
中国が「G20杭州サミット」を主催した際には、初めて開発問題をマクロ経済政策調整の中心に据えた。中国とアフリカが共同で現代化を推進するための「中国・アフリカ十大パートナーシップアクションプラン」の提案から、世界的な開発を支援するための「8つの行動計画」の発表、そして高品質の「一帯一路(Belt and Road)」の共同構築に至るまで、中国はより高いレベルでの、より強靭で持続可能なウィンウィン開発のための新たな空間を絶えず拡大してきた。
中国は常に「大きく胸を開き、世界の利益を図る」ことを旨とし、平和的な発展、相互利益協力、共同繁栄をベースとして、全ての国々の現代化の実現のための実質的な行動を行ってきた。
2023年5月の「中国・中央アジアサミット」において、中国とウズベキスタンは、中国・ウズベキスタン政府間協力委員会の枠組みの中で、貧困削減協力に関する小委員会を設立した。これは、中国が外国と政府レベルで設立した初めての貧困削減協力に関する小委員会だ。
現在、ウズベキスタンは国家貧困削減戦略目標を策定し、中国の貧困対策の経験を国内の様々な地域で試験的に実施している。また1万人近いウズベキスタンの研修生が、中国のオンライン貧困削減セミナーに参加している。
昨年は中国の協力で、アフリカのレソト王国の農業(家禽)の商業化トレーニング・プログラム、インドネシアの第4回農村幹部トレーニング・セッション、ウズベキスタンの綿花生産と加工管理研修プログラム、ASEAN諸国における文化・観光を通じた農村部の質の高い発展に関するセミナーなどが次々に開催され、貧困撲滅のための国際協力に新しい活力が絶えず注ぎ込まれている。貧困から脱却したいと切望するグローバルサウス諸国は、中国との協力によって、さらに自信を深めている。
「全世界的な発展への中国の主導的な役割と貧困撲滅への取り組みは、今後も世界に影響を与え続けるだろう」、パキスタンの元首相シャヒド・カカン・アバシ(Shahid Khaqan Abbasi)氏はこのように述べている。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News