英国で道路陥没、穴の幅20メートルに拡大
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【2月20日 AFP】英イングランド南東部サリー州の村で道路が大きく陥没し、穴が広がっていることから、近隣住民が避難を余儀なくされている。
ゴッドストーン村の通りで陥没が最初に確認されたのは17日夜。穴の幅は20メートルほどに広がっている。
19日には、同じ道路で2か所目の陥没が起き、警察は周辺の数十軒の住民を避難させ、一帯を封鎖している。今のところ負傷者は報告されていない。
空撮映像では、一方の穴に水がたまっているのが見え、もう一方の穴の縁付近に駐車中の車の後輪が止まっている様子が捉えられている。
陥没の可能性としては、交通量の多さ、水道管の破裂、地盤の構成などが考えられるが、原因は今のところ不明で、当局は調査を進めている。
英国では、路面の穴はよく見られるが、陥没で大きな穴ができる事例はまれ。
下水道管の老朽化や過酷な天候に悩まされる日本では、道路の陥没が年間数千件報告されている。
先月、埼玉県で発生した陥没事故では、男性運転手が乗ったトラックが転落し、穴は幅40メートルに拡大している。(c)AFP