【2月18日 AFP】カナダ東部オンタリオ州トロントのトロント(ピアソン)国際空港で17日、乗客乗員80人を乗せた米デルタ航空のジェット機が着陸に失敗し、当局によると少なくとも15人が負傷した。死亡者は報告されていない。

事故を起こしたのはデルタ航空の子会社、エンデバー航空が運航する米ミネソタ州ミネアポリス発のボンバルディア「CRJ900」機。

午後3時30分ごろに着陸したが、地元テレビやSNSで共有された映像には、上下逆さまになった同機から、搭乗者が風を避けるように顔を覆いながら降りてくる様子が映っていた。

機体からは煙が出ており、消防隊が放水しているように見える映像もあった。

カナダ東部は16日、強風を伴う大雪に見舞われた。トロントでは17日も極寒となる中、強風が続いていた。(c)AFP/Jorge Uzon