ゼレンスキー氏、ロシアがNATOに「戦争仕掛ける」と警告
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【2月17日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ドナルド・トランプ大統領が北大西洋条約機構(NATO)への米国の支援を後退させた場合、ロシアは弱体化したNATOに対して「戦争を仕掛ける」だろうと警告した。
ドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議に合わせて米NBCテレビが行ったインタビューが、16日に放送された。
この中でゼレンスキー氏は、ウラジーミル・プーチン大統領は「NATOに対して戦争を仕掛けると信じている」と発言。プーチン氏が「NATOの弱体化」を待っているかもしれず、それは「米国が欧州から軍を撤退させることを検討する」可能性が浮上することによって引き起こされるかもしれないと述べた。
ゼレンスキー氏は、ロシアは勢いづけばすぐに領土拡大モードに入るだろうとし、「彼らが欧州の30%を望むのか、50%を欲しがるのかは誰にも分からない。しかし、彼らにはその可能性がある」と語った。
また、トランプ氏がプーチン氏をウクライナをめぐる停戦交渉に引き込むことは可能だとしながら、プーチン氏を決して信用してはならないと警告した。(c)AFP